磨き
ルーター、バフなどで磨きこむことにより金属光沢をより一層引き立ててくれる。
キャストに命を吹き込み綺麗なジュエリーに仕上げる、磨き
キャストのままでは石膏が周りに付いていたり、バリと呼ばれる金属のトゲトゲがあり身につけられません。
まずは針金が沢山入れてあり、磁石でその針が回転する中にキャストをいれてバリ取りをします。
そうするとざっくりとした金属光沢が出てきます。
その後彫金師の職人さんが、一点一点磨きをかけて仕上げていきます。
ルーター(リューター)・バフで磨き上げる
全体を磨くバフがけ
バフという大きな円形の布を回転させるものにあてて磨いていきます。
バフにはフェルトや金属入りなど様々な素材があり仕上げの工程によって変えながら仕上げていきます。
細かい部分、仕上げにはルーター
ルーターで細かな部分を磨いたり、バリ取りしながら仕上げていきます。
ルーターもバフ同様様々な形・素材があるため、必要に応じ経験などから職人さんはその場で最適な道具を選びながら1点1点丁寧に仕上げていきます。
高熱になるジュエリーの磨き
貴金属は熱伝導します。
この磨きの工程では非常に高温になり、素人が素手でバフをかけたりすると持っていられないほど熱くなるので指サックのようなものをつけたりしますが、高速回転しているバフに強くあてるとキャストが吹き飛ばされてしまいます。
熟練した職人さんはもちろん素手で磨きをかけていきます。手の感覚を大切にしながら、一点一点丁寧に仕上げていくのです。