ジュエリーのデザイン方法
どうすればあれだけ綺麗なジュエリーができるか、デザイナーが実際に描いている動画も見てみましょう。
緻密で正確なデザイン画は設計図ともなる
ジュエリーのデザイン画はファッション(洋服)のデザイン画のようにラフで感覚を伝えるためにあるわけではありません。
より忠実に現物と同じサイズで描かれていきます。
原型師がデザイン画を見て正確再現できる為の設計図として利用されるからです。
もちろんクライアントにもより本物・出来上がりをイメージしやすくするためでもあります。
設計図としてのデザイン画だからこそ道具を使う
設計図である以上、手描きのラフな部分はほとんどありません。
例えばリング(指輪)のデザイン画を描く場合には、指を通す部分はコンパスで真円を描きます。
そして石が留まるデザインであれば石留めの爪など細かなディテールもデザイン画に描き込んでいき、あたかも本物かのように表現します。
エンゲージリングなど大きなダイヤモンドや石を留めるものであれば、石のカットは定規を使い直線を引いていきます。
全体のバランスを取るための線も定規で直線を引いてからその中にジュエリーを描きます。