宝石用(ジュエリー)ルーペの使い方
ジュエリーの検品、石の選定に欠かせないルーペの使い方次第で本物かどうかわかる。
ルーペの使い方次第でわかる
人間の目では見きれない細かな傷やカケ、仕上がりを見るのに欠かせないのがルーペです。
ジュエラーなら必ず自分に合ったルーペを持っています。
ルーペの正しい使い方
両目で見る
ルーペは単眼です。
単眼なのでどうしても、ルーペで見ない方の目を閉じたくなってしまいます。
しかしそこはグッと我慢して両目を開けたまま使いましょう。
ルーペを持った手を顔にそっと当てて固定する
ルーペも小さければジュエリー、石はもっと小さくなります。
見ている時ブレないように顔に手を当てて固定することで一定の距離を保ちながらルーペを使うことができます。
ルーペを動かすのではなくジュエリー・石を動かす
どうしてもルーペを上下させながら、ジュエリー・石を固定して最初は見ようとしてしまいます。
それだと先ほどご説明したとおりブレてしまうため、モノを動かして焦点(ピント)合わせをします。
この使い方ができるだけでジュエラー(ジュエリー関係者)だと一発でわかります。
素人だとルーペを動かしてしまうんですね。
ヴァンクリーフアンドアーペルのダイヤモンド選定動画
このように繊細な作業に欠かせないのがルーペです。
正しいルーペの使い方をマスターして、本物を見抜けるように、美しい状態のジュエリーを見極められるようになりましょう。